第34回パラスポーツ学会に参加してきました。
- 2月25日
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2026年2月7日・8日に愛知学院大学で開催された第34回パラスポーツ学会に参加しました。
教育講演では中村教授が「パラスポーツにおけるメディカルサポート」をテーマに、脊髄損傷者がスポーツを行う際の身体反応、国際レベルのパラアスリートに対するメディカルチェックの実際、さらにアンチ・ドーピング活動における留意点について講演されました。パラスポーツの現場では、単に“競技を支える”だけでなく、障がい特性を理解した上で安全管理やコンディショニングを行う医学的判断が求められます。リハビリテーション科医が果たす役割の大きさを改めて実感する内容でした。
私は、パリパラリンピック日本代表候補選手を対象とした「パラアスリートにおける脊髄損傷および車いす使用が脂質異常症に与える影響」について口頭発表を行いました。パフォーマンス向上と健康管理をいかに両立させるかという視点から活発な議論が交わされ、スポーツ医学と慢性期医療を横断するリハビリテーション医療の可能性を強く感じました。
2026年10月には愛知県でアジアパラ競技大会の開催が予定されていることもあり、本学会には医師のみならず、理学療法士、トレーナー、研究者など多職種が参加し、大変活気に満ちた会となりました。リハビリテーション科医は、こうした多職種チームの中心となり、医学的視点から競技者を支える存在です。
リハビリテーション医療は、急性期から慢性期、そしてスポーツの現場まで関わることができるのも大きな魅力です。医学生や研修医の皆さんにも、ぜひこの広がりのあるフィールドを知っていただきたいと思います。
(牛尾 会)




