専攻医からのメッセージ
2024年10月更新
2024年度入局 男性
大学附属市民総合センターで専攻医をしています。当院は大学附属病院・高度救命救急センター・地域医療最後の砦の三側面を持ち疾患もcommonからrare、早産児から超高齢者まで多様な方が入院しています。その中で治療対象の疾患、栄養状態、ADL、更には未指摘の疾患まで含め評価、適切なリハビリテーション処方を行っています。スピード感は違いますが研修医時代のERに少し似ているかなと最近感じました。横浜市立大学のリハビリテーション科は全国最大級の神奈川リハビリテーション病院、横浜市リハビリテーションセンター、その他急性期・回復期・生活期病院と幅広く関連施設があります。今後は幅広くローテートし、どの段階の病院でも退院後の生活までイメージした包括的な医療を提供できる医師になりたいと考えています。急性期のその先に興味のある先生方、一緒にリハビリテーション科で働いてみませんか?
2024年度入局 女性
私は高校一年生の時に祖父を自宅で看取った経験から健康寿命、QOL、在宅医療に興味を持ち医学の道に進みました。臨床実習でリハビリテーション科を回る機会があり、診療科としてのリハビリテーション科があることを知りました。科について調べると疾患はもちろん、社会的背景や生活環境にも包括的にアプローチしていく科であり、患者さんの傍に寄り添い、残った障害を少しでも克服するためにチームで一体となりながら、幅広い視点で患者さんのために取り組むことができるという点に魅力を感じ、リハビリテーション科を選びました。
2024年度入局 男性
私は専攻医1年目で、現在大学病院のリハビリテーション科で働いており、急性期のリハビリテーションに主に携わっています。
臓器別でなく、病院内に限らず生活まで見ることができる科というところに魅力を感じてリハビリテーション科を選びましたが、研修医の時に見てきた臓器別の診療科とは全く異なる見方に難しさを感じております。
しかし、幅広い疾患の患者と関わりつつ、リハビリテーションに関わる、活動の評価方法や、嚥下内視鏡、嚥下造影、痙縮治療、装具など日々新しいことを勉強させてもらっています。
1年目の後半は回復期病院へ移動となり、リハビリテーション科の病棟主治医として働くことになっています。リハビリテーションや予後予測に加えて、内科的な管理も任されることになりますが、幅広く成長できればと考えています。
2024年度入局 瀧澤晃司
私は10代の頃にスポーツ事故に遭い、身体に後遺症が残りました。社会復帰をするためにリハビリテーションを受け、大学に復学し、一般企業に就職し、その後医師を目指して医学部に入りました。これまでの経験を活かし、身体機能が大きく変わってしまった患者の社会復帰を医師として支えたいと考えリハ科に進みました。現在は大学附属病院で専攻医一年目としてリハビリテーション医学の基礎を学びつつ、急性期の患者に診察を行いリハビリテーションの処方をしています。OT, PT, STの皆さんと毎日会話することで交流を深め、本音ベースで話し合える関係性を築いていくことが目標の一つです。当教室は関連施設に私が過去に訓練を受けていた回復期病院があり、今後はそこをローテートして回復期のリハ医療に関わっていきたいと考えています。
2023年度入局 男性
私は医学の生物学的な側面だけでなく、福祉や社会的背景も考慮した包括的なアプローチを実践したいと考え、リハビリテーション科を志望しました。神奈川県出身で、地元で働くことを希望し、横浜市立大学リハビリテーション科に入局しました。横浜市立大学の卒業生ではないものの温かく迎え入れていただき、現在は神奈川リハビリテーション病院で主に脊髄損傷患者のリハビリテーション治療に従事しています。リハビリを通じて、患者さんの回復を直接目にできることに、大きなやりがいを感じています。入局以来、右も左もわからなかった私に対して非常に丁寧なご指導をいただき、教育的風土がしっかりと根付いた医局であることを実感しています。このメッセージを読んでいる皆様と一緒に働ける日を心から楽しみにしております。
2022年度入局 女性
急性期・回復期・生活期と長期に様々な診療科の様々な年齢層の患者さんを診ることができるところや、退院後の日常生活や社会復帰に至るまで診ることができるところ、適切なリハビリテーション治療によりADL・QOLを最大限高め人としての尊厳を保つことができるところに魅力を感じたため、リハビリテーション科を選択しました。横浜市立大学は関連施設が充実しているため、興味を持ちました。基幹病院・関連施設ともに職場の雰囲気や指導体制が良く、充実した研修生活を送っています。現在は横浜市総合リハビリテーションセンターで、主に脳卒中後の患者さんの自宅復帰や社会復帰にむけたリハビリテーション治療を学んでいます。リハビリテーション科や横浜市立大学のプログラムに少しでも興味がある方は、ぜひ見学しにきてください。お待ちしております。